「まめなで1日でも長く過ごしたいと思う」
Lifelong Unlearner
財)白馬インターナショナルスクール 理事
学校法人 堀井学園 理事 他
ここに集う若者の姿を見て「あーこれだよね」とかつて自分の授業での生徒達の様子を思い出す。やりたいことに向かっている人をみるとその生命力に惹かれます。「誰もが今やりたいこと、情熱の実現を、今からはじめられる世界で生きたい」と言って約20年勤めた教職現場を卒業しました。まめなにはそれがありました。
自分がやりたいことをやる、そばで何かしている人に関心をもって覗き込む、語らう・手伝う・自分のやりたいことと調整する、突然その辺に落ちているものを加工して遊びだす。と思えば、今度はみんなで一緒に活動する。 そろそろ夕食の準備だと気がついて、台所に向かう。みんなで楽しくご飯を食べる。
夜は訪問者の話を聞いて、雑談が生まれる。思いたって自分たちのプロジェクトについて壁打ちを頼み、そこに居合わせた人で膝を突き合わせて話す、があちこちで発生する。5月に実現した島のこどもたちが集う機会を経て、こどもたちが自然に集まりだす。何もしなくてもいい。何をしてもいい。思い思いに勉強したりものづくりに没頭したり、急にみんなで走り回って遊んだり、あっという間の時間がすぎる。大人もこどももやることは変わらない。
「くらしを自分たちの手に取り戻す」を目的にあらゆる年齢の方々が、自分がやりたいことを行動し、それに関心のある人がいつでもどこでも参加できる。
1人ひとりが自由であるからこそ、調和するcommonsです。